自分でできるHSP診断テスト

HSP(Highly sensitive person=敏感すぎる人)の概念は医療的な診断名ではなく、ユング派の心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱したものである事は、「HSPとは何か」のインデックスページでお教えした通りです。

では、あなたの気質はそのHSPに該当しているのか?

このページでは、それを自己診断できるテストを行えます。

HSP診断チェックリスト

以下のリストが一般的なHSPに関するテスト項目として使われるものです。自分に該当するなと思うものをチェックしていって下さい。

(尚、該当する、しないの判断基準としては、少しでも当てはまっていれば該当するに数えて下さい)

  • 周囲の知さな変化にも気が付きやすい。
  • 他の人の気分に自分も左右されやすい。
  • 痛みに敏感、弱い。
  • 慌しい日々が続くと、一人でぼーっとできる所に逃げ込みたくなる。
  • 外にいると気疲れしやすい。
  • 大きな音(作業音)や騒音が苦手だ。
  • 物事をゆっくり静かに深く考えるほうだ。
  • 強い光やにおいが苦手だ。
  • 本、映画、音楽、絵画、写真などに心を動かされやすいほうだ。
  • 何かを行う時は丁寧に行うほうだ。
  • ビクッと(ドキッと)しやすい。
  • 短時間に多くの事を抱えると混乱してしまいやすい。
  • 他人が何かで不快な気持ちをしている時、その不快な気持ちだけでなく、どうすれば良いかも気が付きやすい。
  • 一度にたくさんの頼まれごとをするのが嫌だ。
  • ミスや忘れ物が無いよう、何気に気を付けている。
  • テレビや映画での暴力的なシーンは見たくない。
  • 自分の周りでたくさんの事が起きると神経が高ぶり不機嫌になりやすい。
  • 空腹になると集中できなくなったり、不機嫌になりやすい。
  • 生活に変化が起きると、混乱しやすい。
  • 強い味や大きな音楽(ライブなど)を避けがち。
  • 普段の生活では、動揺する様な状況を避ける事を優先している。
  • 仕事や作業をする際、その様子を誰かに見られていたりすると緊張して実力を発揮できない事が多い。
  • 特に子供の頃、周りから「内気」とか「暗い」などと言われた事がある。

 
一般的に、上記のリスト中12個以上の該当があるとHSP気質である可能性が高く、当てはまる項目数が多いほどにHSP度が高くなります。

しかし、HSPの方のカウンセリングを多く行っている身として、単に「〇個以上でHSPです」という区分けでHSPかどうかを線引きする方法には実は限界を感じています。

実際、該当するリストが12個未満の場合でも(例えば該当項目が1~2つ程度しかない場合でも)、その項目の深刻度が高ければHSPである可能性も高いんですが、そうしたケースでは一般的な診断テストで「HSPではない」と判断されてしまう・・・。

そういうケースの割合はかなり多いような気がしています。

hsp診断の難しさ

hspは「敏感さ繊細さが土台となっている心の気質」であり、そこから由来する悩みはメンタル的な事だけでなく身体的な悩みに派生する事も珍しくなく、実際問題幅が広いです。

(いわゆる診察などでは身体的な症状ばかり注目されやすく、HSP気質そのものよりも二次的に現われるうつの様な症状ばかりが目立ってしまうのもHSPの難しさのひとつかも知れません)

更に、心は実に多彩な働きをし気質も千差万別で、身体の不具合の様に「これとこれに当てはまればhsp」という、ある程度一般化されたhspの特徴リストを使っての判断だけでは捉え損ねるケースの割合が多い訳です。

例えば、既述の様に、

  • 他の項目には該当しないが1項目だけ強烈に反応する場合
  • チェックリストの項目にほんの少し該当するだけ(当てはまり度が低い)けれど、全く当てはまらないわけではない。更には同じような該当具合の項目が複数ある場合(HSPスペクトラム)

など、総合的に見た時にはhspによる悩みは深刻という判断になります。

こうした「単にリストに当てはまる、当てはまらない」だけでは正確に捉えるのが難しいのがHSPなんですね。

この部分を補完するのが「HSPスペクトラム」という考え方です。

HSP判断の4大要素

チェックリストで言っている事がどういう事か分からない、当てはまっているのかどうか分からないという方は以下の要素を参考にして下さい。

少し省略し過ぎのきらいもありますが、上記テストでも判然としない方はこれらの要素に該当するかどうかで判断してもらえればと思います。

  1. 直感的感覚と共感的能力に優れている。
  2. 気持ちが繊細、敏感、動揺しやすい。
  3. 自分のペースが守りにくい大人数での作業や臨機応変な対応が苦手。
  4. 気疲れしやすい。

 
仮に最初の診断テストで12個未満だった人でも、この4つに当てはまっていると「HSPかな?」と考えてもいいと思います。

尚、HSPの提唱者は、HSPの要件としてDOES(Depth、Overstimulation、Empathy & Emotional、Subtlety)を挙げましたが、正直、初見では分かりにくい為、このdoesと私のセッション経験から統計を取った実際の悩み等を交えて上記の4つを挙げました。

1.共感的能力と直感的感覚とが優れている。

更に相手の考えやその場の雰囲気、どうしたら良いかの答えが感覚的にわかったりする、といった共感&直感(直観)能力に優れています。

またこの「直感」とは、必ずしも自分で感じたり閃いたりする答えが合っているかどうかは問題ではなく、「理論で考えて導き出すよりも感覚で答えが出てくるような気質」を指すのが特徴です。

芸術などに関しても、詳しい知識はなくとも感覚で受け止め感動したり圧倒されたりする傾向があります。

2.気持ちが繊細、敏感、動揺しやすい。

様々な刺激(音、光、振動、匂い、肌触り)やちょっとした変化に敏感に反応し、人やその場の雰囲気に引っ張られたり影響を受けやすかったりします。

また、ネガティブな事や暴力的な事は勿論、他の人が気にしない様なレベルの出来事等にも動揺しやすく、その感覚をしばらく引きずったりしやすい傾向にあります。

様々な刺激(しかも非HSPの人が気にも留めないような小さな刺激や変化)を敏感に察知し受けてお目てしまう気質があるんです。

3.自分のペースが守りにくい大人数での作業や臨機応変な対応が苦手。

HSPは自身の内的生活や物事の処理ペースを大事にし、それを乱されると焦ったり密かにイライラしてしまいます。

物事を深く処理する気質を持っており、その処理の為のペースが重要なんですね。

その為、大人数とワイワイというよりは、気の置けない少人数や1人でできる様な事を好んでじっくりと行う傾向にあります。

(実際HSPの人は、物事に対して深く慎重に取り組んでいく傾向があります)

4.気疲れしやすい

敏感(繊細)な感覚で世に出ているので、会社などの外の世界ではかなり気を張って生活しているのがHSPの大半です。

様々な刺激を過剰に受けてしまい、精神的に大きな負担がかかり続けてしまうのです。

その為、自分が安心できるスペースに戻ってくると、どっと疲れが出て寝込んでしまったりします。(それによって家事がほとんどできないという方もいましたね)

寝込むまで行かなくても1人でぼーっとしたり、空想的な考え事をして自分をリセットする必要があるのがHSPの特徴です。

 
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