HSPを理由に心療内科や精神科を受診しても意味がありません
改善どころか、誤診などでより状態が悪くなります
HSPによって起こされる症状に悩まされ(HSP気質を知らないあまり)、精神科や心療内科の診察にかかる人も一定数いらっしゃいます。
しかし、別のページ(HSP診断ページ)でもお教えした通り、HSPは日本の精神医学会では概念そのものが無視されています。(厳密に言えば、無視せざるを得ないというところです)
なぜなら精神科での診察は、出てきている「症状」に基づいて「診断」をし、薬を処方する「医療モデル」と呼ばれるフレームワークで各病気にアプローチするからです。
するとどうなるか?
悩みや症状の根本部分には全く着目せず(着目できず)表に出ている「症状」だけで、例えばうつとか不安障害といった診断名がついてしまいます。
しかし散々説明している通り、HSPは生まれ持った気質と言う根本要因があって、言わばその気質の暴走(崩れたバランスによる過剰反応)によって悩みや問題が起きているものなんですね。
例えるなら、
種や根っこが気質、伸びてくる茎や幹が性格、そこから延びる葉や花が様々な症状
といった所です。
いち民間のセラピストでも辿り着く単純な構造が、優秀であるはずの医療モデルでは到達できない・・・。
それが現状なんです。
その「症状」は病ではない
勿論、HSPが土台となり、いわば2次障害のような形でうつやパニック障がい等が起きるケースはありますが、それであっても悩みの症状はあくまで結果であって、そこが本体ではないんですね。
単に症状ごとにタグ付されたに過ぎず、それによる診断名や、それに基づいて治療しようと薬を処方されても根本解決には至らない・・・。
当然の事ながら、心療内科等で診断書を書いて欲しいとリクエストしても、「HSPである事」の診断書は出ませんので注意が必要です。
HSPは医療モデルでは対処できません
一例を挙げると、社会不安障害という診断名が付いた場合、不安症の部分だけで薬が処方されてしまう。
そして根本部分はそのままに、表面に出てきている症状を形だけ抑えようとする。
これが医療モデルに基づく「治療」です。
現に、精神科に行った事で診断名が付き、薬が処方され「精神病患者」になってしまい、薬漬けになってしまうといった笑えない話は幾らでもあります。(そしてそれは精神科医からも警鐘が鳴らされています)
精神科医や心療内科医が話を聞くのは、症状を分析し病名を確定させ、薬を処方する為だから。
本来、HSP由来の悩みとして対処していくべきケースにおいても、もし医療機関にかかってしまうと、その時点で出てきている「症状」だけを診て、うつなどと診断されてしまう・・・。
これは、歯が痛いと歯医者に行ったのに、根本の虫歯治療はせずに「歯が痛い」という言葉だけをもとに痛み止めの薬だけをもらって飲み続ける様なもの・・・。
ただしこれは、その医師のやり方や医療モデルが悪いのではなく、少なくともHSP由来の様々な心の悩みには医療モデルという枠組みでは有効に対処できないというだけの事なんです。
このモデルでのアプローチの限界な訳ですね。
(勿論、実際に精神医療でとても有効に治療できる精神疾患もありますから、あくまでもHSP気質由来の悩みや問題限定で考えて下さい)
HSPに起因する悩みにはHSPに対応した方法で対処できます
気質をあなた本来の最適な状態に整える事で(アンテナをチューニングするイメージ)、気質由来の悩みは軽減、克服していく事ができます。
仮にそれでも悩みが消えない場合、あなたが抱える悩みや辛さは、実はHSP気質だけが原因ではないという事です。
HSPに加え環境要因や他の生きづらさを生み出す要因なども関連して化学反応の様に辛さが生み出されるケースも多いです。
つまりその場合、「辛さに対処するにはその+α部分にもアプローチしなければいけない」訳です。
気質だけでなく、自身の生きづらさを生み出している+αを特定し、それにもしっかり対処していきたいなら「生きづらさを根本から解消させる」をモットーとした考え方「生きづらさ解消プロトコル」がお力になれます。
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