メンタルクリニック(心療内科・精神科)でhspを診察しない理由

HSPは診断名としては出てきません

インターネットでhspを検索している方の中には「心療内科等のクリニックで診察してもらって、しっかりと診断してもらおう」と考えている方もいるかもしれません。

しかし残念ながらクリニックではhspは診察してもらえず(恐らく医師も心理士もhspを知らない)、hspであるとの診断も出てきません(当然、診断書ももらえません)

理由は2つあります。

1点目。HSPはそれ自体は病気でも障害でもない正常な気質であるから。

ただ心が繊細であり、様々な刺激に敏感に反応してしまうという気質を、精神疾患を主な診療対象にしているクリニックで診察できないのはある意味当然の事ではあります。

2点目はビジネス的な理由です。

クリニックは患者さんが抱えている様々な症状から「うつ病」とか「パニック症」といった診断を下し、その診断に基づいて薬を処方します。

医療モデルの根幹をなす保険制度(診療報酬点数の制度)を鑑みると、どういう処置をしたか?心療内科等のクリニックの場合であればどういう処方をしたか?で保険点数が決まります。

(この点数に1点当たり10円をかけて金額を算出します)

保険点数でみると、精神科カウンセリングの技術料(通院精神療法)を行う事で、つまり医師が診察を行う事で点数が付くのですが、認められる傷病名が決まっており、当然その中にはhspは入っていませんから、この点からも「hspを診察する」という事はできないのではと考えられます。

因みに、通院精神療法を受けた場合には診断書を書いてもらうことができます。

とは言えhspという診断書は出ませんので、この点から見てもクリニックでは扱えないのでしょう。

(別のページでhspは誤診されるケースがあると解説しましたが、hspを土台として、例えばうつ的な症状があれば取りあえずうつ病として診断してしまうといった理由もあるのかもしれません)

中には「自費でもいいから・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、医師は個人で学ばない限り心理カウンセリングをはじめ心理療法や催眠療法のスキルは持っていませんので、この場合もあまり有効な診察にはならないと思われます。

HSPに起因する悩みにはHSPに対応した方法で対処できます

気質をあなた本来の最適な状態に整える事で(アンテナをチューニングするイメージ)、気質由来の悩みは軽減、克服していく事ができます。

仮にそれでも悩みが消えない場合、あなたが抱える悩みや辛さは、実はHSP気質だけが原因ではないという事です。

HSPに加え環境要因や他の生きづらさを生み出す要因なども関連して化学反応の様に辛さが生み出されるケースも多いです。

つまりその場合、「辛さに対処するにはその+α部分にもアプローチしなければいけない」訳です。

気質だけでなく、自身の生きづらさを生み出している+αを特定し、それにもしっかり対処していきたいなら「生きづらさを根本から解消させる」をモットーとした考え方「生きづらさ解消プロトコル」がお力になれます。

 
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