なぜ、世代間連鎖トラウマが起こるのか?

紛争地帯では、あなたはどちらの陣営にいたいでしょうか?

すでに戦闘を経験し、身を守る方法を知っている陣営でしょうか?それとも、戦闘の経験が全くない陣営でしょうか?

レイチェル・エフダ(マウントサイナイ医科大学 神経医学 教授)

私達の研究が示すのは、遺伝子が過去の経験を何らかの形で記憶しているということです。

ジェイミー・ハケット(ケンブリッジ大学)
https://www.embl.it/research/unit/hackett/

危険を回避し、幸せになる為の能力で不幸になる

2013年、エモリー大学で行われたマウス実験で、トラウマの記憶が、DNAへの変化を通じて後の世代に遺伝する事が実証されました。

このDNA変化の遺伝の事を科学的に「エピジェネティック遺伝」と言うんですが、この遺伝は続く2世代(つまり孫まで)にも及ぶことが分かったのです。

実験の内容

1世代目のマウスを、桜の花の匂いに触れると同時に電気ショックにさらした。

しばらくすると、そのマウスは匂いと結びつく嗅覚受容体をより多く持つようになり、低濃度の匂いにも反応するようになった。

更には、子マウスと孫マウスは、桜の匂いも電気ショックも経験していないのに、その匂いを嗅ぐと、飛びのいてそれを避けようとしたのだ。

子マウスや孫マウスはネガティブな経験をしていないのに、匂いに関する感受性だけでなく恐怖反応も受け継いだという事です。

こうした遺伝子発現の変化「エピジェネティック遺伝」自体は、実は種の保存にとっては必要なものです。

備えあれば憂いなしと言ったもので、生命の危機に対する遺伝子レベルの準備と言えるでしょう。

そして、その「種の保存の為の備え」に足を引っ張られ、別の危機に瀕してしまう状況が起きてしまう訳です。

遺伝子レベルで危機回避の為に「心の反応を最適化」しようとし、生き延びようとする。

言わば、幸せになる為の準備によって足を引っ張られ逆に不幸になってしまう。そんなネガティブなスパイラルが世代間連鎖トラウマが起こる理由であり、本質と言えるでしょう。

 

もういいかげん、生きづらさは解消しましょう。

毒親からの精神的な支配、アダルトチルドレンや愛着障害による対人関係の悩み、生まれ持った気質との付き合い方、いじめやいじりによる自己否定etc..

あなた特有の要因に基づく生きづらさ、解消しましょう。

自分本来の価値観と姿を取り戻し、自分の人生を生きる方向へシフトチェンジしたい方へ。

生きづらさ解消プロトコルによる個人セッションでは、あなたの生きづらさの原因を特定し、原因へのアプローチと今感じている悩みへの同時アプローチで「これ以上ムリする事なく、自然体のまま」生きづらさを解消していく事ができます。