あなたのアファメーションの効果が出ない理由

自己暗示と自己指示は違う
自分自身である程度気軽に取り組める代表的なワークに、アファメーションやイメージングがありますね。(異論はないですよね?)
今回はその中でもアファメーションを取り上げて説明します。
(尚、紙に目標や願望を書くタイプのものもアファメーションに含めて取り上げます)
アファメーションはこれを読まれている方の中で知らない方は少ないと思いますが、念の為に簡単に説明しますと、
肯定的な表現を用いて自分で自分に暗示をかけていく。
すると、その暗示の通りに変化していく。
というもの。しかしこの方法。
手軽にできる反面、正直、上手くいかない人が多いです。
私の感覚では、独学で行う方のほとんどが失敗しているんじゃないでしょうか?
その理由については全部挙げるとちょっとした冊子が書けてしまう位の量になるので、このページでは根本的な部分をお教えしていきますね。
アファメーションが上手くいかないその最も根本的な原因。それは、
『自己暗示をしているつもりが実際は自己指示になっている』という事。
暗示と指示は違うんですね。(むしろ「命令」になっているといった方が分かりやすいかも)
具体的に言うと・・・、
私は男性(女性)にモテている。
(心の声:ウソつけ~)
私は男性(女性)にモテて・・・。
(心の声:どこが~)
私は男性に・・・
(心の声:いいかげん現実見ろ~)
などなど、他ならぬ自分の正直な声が密かにアファメーションの内容に反発してくるんですね。
心の声が反発する場合、アファメーションの内容がどんなに一般的な書籍などで良いとされている文章、言い回しであっても、それはあなたにとっては
「指示、または命令」
の意味合いを持って伝わります。
そして、そこからは反発心が生じます。必ず。
小さい頃、そろそろ宿題をやろうと思っていた矢先、親からの「宿題やったの~?」と言われ、さっきまでやろうと思っていたのに逆に絶対やるまいと思ってしまった方もいらっしゃるでしょう?
それは何故かと言うと、親の言葉から暗に「宿題やれ~!」という命令の意味合いを感じ取るからですね。
そして反発によって、上手く進まないどころかより抵抗が強くなってしまう・・・。
アファメーションで上手くいっていない方、自分の行なっているアファメーションが密かに自己命令になっていませんか?
もう一度見直してみましょう。
単にアファメーションの言い回しの問題ではありません。
さて、ここまで読んでくれた方の中でアファメーションに詳しい方は「ゆうすけさん、結局それって言い方の問題ですよね?」そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね?
それはある意味で的を射ている中々スルドイ指摘ですが、だからと言って、単にアファメーションの言い回しだけ変えればOK!とはならないんです。
それについては改めて別ページでご説明します。
今回は、「アファメーションはあくまで暗示の為に使うもので、その内容が自分に対する命令になっていると効果は出ませんよ」という話でした。
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