愛着障害とは何か?

愛着障害についての基礎知識

愛着障害とは、読んで字の如く「愛着が傷つき壊れている状態」の事。

「愛着」はあなたという人間を形作る土台のようなもので、これが傷つくと自然には癒される事はなく、健全に育たなくなります。

その結果、自己肯定感や自尊心が育たず(代わりに自己否定が育ったりします)自分の感情や行動を上手くコントロールできなくなり、対人関係も上手く構築できなくなるのです。

(勿論、個人ごとに程度の差はありますが、自身の土台がガタガタな訳ですから他人との関係性が上手くいかないのは当然ですよね)

愛着障害を抱えている方はこんな状況に陥りがちです

  • 特定の人と親密な関係が築けない。(心から仲良くなれない)
  • 恋愛で相手を困らせるような裏腹な事をしてしまい、関係を壊してしまう。
  • 寂しい反面、人と親しい関係になるのが面倒だと思う事が多い。
  • ふいにこれまでの人間関係を清算してしまう事がある。
  • 他人からの評価を異常に気にする。
  • 自己肯定感が低い。自己否定感が強い。自己評価が低い。
  • 人に頼ったり甘える事ができない、苦手。
  • 人に助けを求めることができない、苦手。
  • 自分の気持ちは押さえて、相手にばかり合わせてしまう。
  • 拒否されたり傷つく事に敏感
  • 相手に嫌われないかといつもビクビクしている。
  • 初めて会った様な人にも、近寄りすぎる、馴れ馴れしくしてしまう事がある。

 
あなたはどれくらい当てはまっているでしょうか?

これらの、大人になってからも繰り返し起こる問題に悩まされているなら、そのベースにあるのは愛着障害である可能性が高いです。

愛着障害が起こる原因

なぜ、上記の様な障害が起きるのか?

それは、幼少期に親と健全な関係を築けなかった経験による愛着トラウマが原因です。(1.5~3歳位までの事がまず最初なので、本人にはその記憶がないケースも多い)

愛着は、主に母親との間での信頼関係によって幼少期の頃までに形成されていくもので、幼少期に問題が起こり、親との信頼が築けなかったり不十分だったりすると愛着が健全に育たず、愛着障害になる訳です。

健全な関係を築けなかった経験とは?

一般的には、虐待、過干渉、育児放棄、離婚や死別などが該当しますが、それ以外でも、

  • 自分ではなく兄弟だけかわいがられた。
  • 親が自分を置いて買い物に行った。
  • 少しの間、親戚に預けられた。

など、世間一般でよくあると言われる様な出来事でさえ、親子間の基本的な信頼関係が十分に築けなかったり、愛着形成が十分に為されなかったケースもトラウマとして残ってしまいます。

愛着障害の代表的な特徴

愛着障害を抱えている方に見られる特徴、具体的には以下の通りです。

  • 親と確執を抱えたり過度に従順だったりする。
  • 自尊心に乏しく、モノやお金に依存する。性的な問題も抱えやすい。
  • 自分を過度に高く評価し、特別な人間だとみなそうとする。
  • 人を信頼しにくく、心から愛せない。
  • 人前で違う自分を演じてしまう。
  • 人とほどよい距離が取れない。
  • 傷つきやすくネガティブでストレスに弱い。
  • ネガティブな感情を引きずりやすい。
  • 過去の傷にとらわれ、過剰反応する。
  • 悪い点ばかり見えて、良い点が見えなくなる。
  • 人の中身より、肩書き(家柄、容姿、学歴など)に関心を持つ事がある。
  • 意地っ張りで自分流にこだわりやすい。
  • 不器用で場当たり的。計画性がない。
  • 小さい子どもとどう接していいか分からず苦手。
  • 発達障害と誤診されることもある。

あなたはどのくらい該当していたでしょうか?

人は、他人との関係を構築したり繋がる為の「システム」を成長に沿って少しずつ作り上げていきます。

そのシステムは「愛着システム」と呼ばれ、システムのパターン(具体的な内容)は、親との関係性などの成育歴によって様々ですが、大きく「安定型」と「不安定型」に分かれます。

愛着システムが相手との関係構築において過不足なく働き、かつ、良好な関係を作る方向に働きが最適化されているのが安定型。

逆に、愛着システムが過剰に働いたり、または働きが不足していたり、相手との良好な関係を作る上で誤った方向(特に関係を悪くする方向)に最適化されてしまっている状態を「不安定型」と呼び、その不安定型を指して「愛着障害」と呼びます。

愛着障害を実践レベルで見ると・・・

愛着障害について「不安定型」といった言葉で説明されても、正直ピンと来ないと思います。

なので、実践レベルで簡単に言うと、

その人と仲良くなりたい、好意を持ってもらいたいのにも関わらず、その人に対して笑顔を向けるのではなく(良かれと思って)睨んでしまう。

好意を持っていない人に対しては親密にできるが、好意を持っている人に対しては反射的に避ける様な言動を取ってしまう。

など本心に反するチグハグな行動をとってしまう状態を「愛着障害」と考えてもらって差し支えありません。

愛着障害が根底にあるメンタルブロック、徹底的に解除します

愛着障害は、それ自体が辛さであると共に、そこがベースとなって『愛着障害特有のメンタルブロック』が生まれてきます。

主に、

  • セルフイメージに関するもの
  • 恋愛を含む対人関係に関するもの
  • 結婚、夫婦観(結婚や夫婦に関する価値観)に関するもの

などですね。

当オフィスではそうしたメンタルブロックを発見&明確化(一言で愛着障害がベースにあると言っても、具体的なブロックは人それぞれなので)、解除、無力化、推進力化します。

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