「トラウマはない」はずがない

トラウマは存在します

ライフハック系ブロガー、そしてコーチングベースのメンタルセッションを行っている方の中で「トラウマなんてない」と主張されているケースが中々の割合で見受けられます。

トラウマなんて甘え

自分の選択に過ぎない

などと主張しているケースも。

ハッキリ言います。

こうした、人を責める系の世迷言に惑わされないで下さい。

浅はかな言説はどの世界にもありますし、それをあくまで自分の中だけのものとして持っている分にはいいですが、外に向かって主張する事で本当に苦しんでいる人を簡単に傷つける事ができてしまうのが問題です。

トラウマというものが存在する事は既に精神医学的に、神経科学的に、心理学的に証明されています。

逆にトラウマがないと主張している人達の根拠は、ほぼ100%

「アドラーがそう言っている」

というもの。(嫌われる勇気などのアドラー本が売れましたからね)

アドラーは素晴らしい精神科医であり心理療法家で、人柄もとても尊敬できる方だったようですが、だからといって彼の考えや言葉が全て正しいという事にはなりません。(個人の問題ではなく、その時代には分からなかった事、分かり得なかった事がある訳です)

例えば、

野口英世博士は黄熱病研究で有名ですが、現在、博士の業績はその半数近くが否定されています。

19世紀当時の数学、天文学の権威・サイモンニューカム博士は1902年に「機械が飛ぶことは科学的に不可能」と専門誌に述べましたが、その後、ライト兄弟が世界初の有人飛行を成功させました。

有人飛行を成功させたオーヴィル・ライト氏は「ヘリコプターには根本的な問題があり、成功しないだろう」という旨の手紙を書いていますが、ご存じの通り、ヘリは実用化されています。

彼らの能力が劣っていた訳ではありません。その時代で理解できる限界があり、昔分からなかった事で今は解明されている事もあるという事。

トラウマに関する考え方も然り。

アドラーの時代(というかアドラー)は、トラウマに関する詳細が分からなかったというだけ。(因みにアドラーの本を読むと、彼はadhdやasdについても理解が及ばなかったようですが、これについてもアドラー個人の問題ではなく、その当時、発達障害の概念はなく仕方なかったと言えます)

もう一度言います。

トラウマは存在します。

事実としてトラウマに苦しんでいる人も多くいるのです。

なので、「トラウマなんてない」と主張している人は、当然自分では悩んでないのでしょうし、苦しんでいる人が存在している事も知らないからそんな事が言える、ある意味で幸せな人とも言えるのですが。

そもそもトラウマがあるかないか?などと議論する価値はありません。事実として存在するトラウマ由来の苦しみを解消していく事こそが重要な訳です。

ではなぜ、わざわざ「トラウマはある」と説明する記事を出したのかと言うと、トラウマ由来の悩みを解消する為には、トラウマというものが存在する事を認識した上で様々なアプローチを行っていく事が最短の道になるからです。

もういいかげん、生きづらさは解消しましょう。

毒親からの精神的な支配、アダルトチルドレンや愛着障害による対人関係の悩み、生まれ持った気質との付き合い方、いじめやいじりによる自己否定etc..

あなた特有の要因に基づく生きづらさ、解消しましょう。

自分本来の価値観と姿を取り戻し、自分の人生を生きる方向へシフトチェンジしたい方へ。

生きづらさ解消プロトコルによる個人セッションでは、あなたの生きづらさの原因を特定し、原因へのアプローチと今感じている悩みへの同時アプローチで「これ以上ムリする事なく、自然体のまま」生きづらさを解消していく事ができます。