メンタルブロック解除の効果を体感できません ⇒「はい、それで良いんです」

ブロック解除の効果が体感できないのにそれで良い?

その理由とは?

ブロックとなっている強固な思い込みを壊すには通常何年もかかったり、そのブロックを覆す体験が必要です。

何故なら、ブロックの正体である「潜在意識内に刻まれている思い」は、自分の意思(顕在意識)ではどうする事も出来ないからですね。

例えば昔、テレビでこんな話をやっていました。(いつ、どこで、どの番組だったかも覚えていないのですが・・)

授業中、必ずと言っていいほど嘔吐してしまう女の子。どうしても改善せず、困り果ててカウンセラーに相談した担任の先生が貰ったアドバイスは?

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嘔吐しても気にかけず、そのまま放っておく事 Σ(=°ω°=;ノ)ノ

まず知っておかなければいけない事は、潜在意識は常に「あなたにとって良かれと思って」動いている!という事です。

何故、本人の為に良かれと思って活動しているはずの潜在意識が、現実世界で主を困らせ続けているのでしょうか?

そして何故、嘔吐で困っている女の子への対応が「放っておく」なのでしょうか??

ここに本人の為に良かれと思ってという潜在意識の特徴と、顕在意識との違いが関係してきます。

「本人の為に良かれ」という事は、そうする事(そうさせる事)で本人に何らかのメリットがあるという事です。

勿論それが現実の中で本人を苦しめていたとしても。

この女の子の場合、嘔吐という行為がある事で

・本人が周りから注目される
・気遣ってもらえる
・教室から出て保健室で休める(勉強から離れられる)

だから本人が嘔吐するのを止めたいと思っていても止める事ができなかった、と解説されていました。

実は潜在意識は言語化ができません。無理やり分かりやすく説明すると「感覚的」でしょうか。

反対に顕在意識は言語的、思考的なものです。だから

「嘔吐で悩んでいる心のブロック」

を取り去ろうと思って「吐かない様に」とか「普通に過ごそう」と考えても効果が出ないんですね。

故に「放っておく」という、潜在意識にとっては強制的な対処をする事で、潜在意識に嘔吐する事へのメリットが無いんだと分からせ、結果的にブロックを外した訳です。

とは言え、放っておかれた本人にとっては、嘔吐症状が治まるまでの間=ブロックが外れるまでの間、

「あぁ、ブロックが外れていく」と実感していたかと言うとそんな事はありません(そこまでテレビでやっていなかったので推測ですが)

特に、言語思考的ではない潜在意識のブロックを外す訳ですから、何をされているのか実感が無く「???」の状態だったでしょう。

でも、ある意味それがポイントなんです。

自分が今何をしているか(又は何をされているか)が言語的思考的に分かってしまうと、それに対する意識の防衛反応が働き、それに逆らったり拒否したり。多少動きがあっても現状に引き戻そうとします。

ダイエットの際のモチベーションの低下やリバウンドが分かりやすい例ですね。

でも、何がなんだか分からない状態ですと、それ程強い拒絶反応もしようがなく、ブロックを外せる訳です。

現実問題として実感が無い事が、ブロックを深く外す際の大きなポイントなんだと分かってもらえれば幸いです。

そしてようやく、タイトル部分・ブロック解除の効果を体感できません ⇒「はい、それで良いんです」

に繋がる訳です。

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投稿者プロフィール

小澤 祐介
小澤 祐介おざわゆうすけ
2006年、行政書士として開業。

その後、心理カウンセリング、各種セラピー等を学び、2011年頃よりメンタルセラピストとしての活動を開始。

現在は書士&セラピスト業に加え、カウンセラー、セラピスト、占い師等の開業やネット集客のサポートを行う。

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